横浜FCはまたJ2降格 1年で逆戻りに
「明治安田生命J1、鹿島2-1横浜FC」(3日、カシマスタジアム)
横浜FCは1-2で敗れた。試合前の時点で17位の柏と勝ち点3差だったため降格が確定した。
またしても残留はかなわなかった。前半18分、41分に失点し、0-2とリードされて折り返した。後半18分にはMFカプリーニが強烈なミドルシューを決めて1点差に追い上げたが、最後は届かなかった。
初のJ1だった2007年は1シーズンで降格。2度目の2020年はコロナ禍によるレギュレーションで降格がなく残留したが、21年には再び最下位でJ2に落ちた。3度目だった今季も最下位に沈み、目標だった残留を果たせなかった。
夏にエースのFW小川航基(現NEC)が海外移籍で抜けるなど、戦力的にも不安定だった。守備も課題で最終節の鹿島戦で勝利すれば残留圏内17位の柏と勝ち点で並ぶ可能性はあったものの、試合前の段階で得失点差は12及んでおらず、降格は決定的な状況で今季ラストマッチを迎えなければならなかった。勝ち点を積み上げられなかったことはもちろん、失点の多さと得点力不足が最後まで響いた。