横浜FCがJ2降格確定 最終節・鹿島に1-2で敗戦 四方田監督「非常に申し訳なく思う」

 鹿島に敗れた横浜FCイレブン
 前半、指示を出す横浜FC・四方田監督(奥)
 後半、ゴールを決め、ガッツポーズする横浜FCのカプリーニ(手前右)
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 「明治安田生命J1、鹿島2-1横浜FC」(3日、カシマスタジアム)

 横浜FCは1-2で敗れ、1シーズンでの降格が確定した。四方田修平監督は「非常に申し訳なく思う」と謝罪の言葉を口にし、「まだチームとしてJ1で1シーズン戦ってみて力が足りなかった」と振り返った。

 前半18分、41分に失点し、0-2とリードされて折り返した。後半18分にはMFカプリーニが強烈なミドルシューを決めて1点差に追い上げたが最後は届かなかった。指揮官は「得失点差含めていつもとベースは変わらない中で攻撃的にやろうと。選手は90分通してその気持ちを出してくれた。最後まで体を張ってくれた」と攻める姿勢を崩さなかったことは評価した。

 初のJ1だった2007年は1シーズンで降格。2度目の2020年はコロナ禍によるレギュレーションで降格がなく残留したが、21年には再び最下位でJ2に落ちた。3度目だった今季も最下位に沈み、目標だった残留を果たせなかった。

 最終節の鹿島戦で勝利すれば残留圏内17位の柏と勝ち点で並ぶ可能性はあったものの、試合前の段階で得失点差は12及んでおらず、降格は決定的な状況で今季ラストマッチを迎えなければならなかった。最終結果は柏が引き分けたため4差に広がり、勝ち点でも届かなかった。

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