J1神戸の優勝を祝う会に1万5000人が集結 想像以上の観客に開始30分遅れ 三木谷会長「来年はACL優勝を目指して頑張りたい」

祝う会であいさつする神戸・三木谷浩史会長(撮影・北村雅宏)
祝う会でサポーターに手を振る神戸・大迫勇也(撮影・北村雅宏)
神戸の初優勝を祝して打ち上がる花火(撮影・北村雅宏)
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 「ヴィッセル神戸・優勝を祝う会2023」が3日、神戸市のメリケンパークで行われ、午後のG大阪戦(パナソニックスタジアム吹田)を終えて駆けつけた吉田孝行監督(46)、山口蛍主将(33)らクラブ関係者や三木谷浩史会長(58)が出席した。

 会場にはサポーターら1万5000人が詰めかけ、30分遅れで式典がスタート。関係者によると、予想を超える人数が来場したため入場を待つ列が長く続き、開始が遅れたという。場内は混乱もなく、メンバーがステージに姿を見せると拍手と歓声で迎えられた。

 三木谷会長は壇上で「2度のJ2降格も経験した。皆さまに温かく応援していただいたおかげでここまで来ることができた。これでクラブは一つステップアップした。来年はACL優勝を目指して頑張りたい」とサポーターに感謝した。オーナーを務めるプロ野球・楽天の安楽智大投手のパワハラ騒動については触れなかった。

 同会長はこの日、自身のX(旧ツイッター)で同騒動について「今後は、このような事態を招かないよう、仕組み作りとハラスメントに対する教育を強化するとともに、よりオープンなコミュニケーションができる雰囲気作りに取り組みたいと思います」と謝罪していた。

 あいさつに立った山口は「1年間通して、ケガを抱えながらやった選手もいますし、そういった選手に報いるためにも、会長、何かご褒美的なものをくれたらうれしいな」とおねだり。同会長も笑顔をみせ、会場は温かい空気に包まれた。

 最後はサポーターとともに応援歌「神戸賛歌」を合唱。祝福の花火が上がると、選手たちも拍手をしながら見守った。観客に向けてシャーレとトロフィーを掲げると、ボルテージは最高潮に。サプライズで花火も上がり、選手たちはひととき見入っていた。

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