横浜FCがJ2降格 また1シーズンで 四方田監督「力が足りなかった」

 「明治安田生命J1、鹿島2-1横浜FC」(3日、カシマスタジアム)

 横浜FCは鹿島に1-2で敗れ、最下位で1シーズンでのJ2降格が決まった。来季は町田、磐田、東京Vが昇格し、J1は2クラブ増の20クラブで争う。

 また1シーズンでのJ2降格が確定した。横浜FCの四方田(よもだ)修平監督は「非常に申し訳ない」と謝罪の言葉を口にし「J1で1年戦ってチームとして力が足りなかった」と悔やんだ。

 前半に2失点。後半にMFカプリーニの強烈なミドルシュートで1点差に追い上げたが、最後は届かなかった。指揮官は「選手は90分通して最後まで体を張ってくれた」と、攻める姿勢を崩さなかったことは評価した。

 初J1だった07年も1年で降格。2度目の20年はコロナ禍によって降格がなく残留したものの、翌年には再び最下位でJ2落ち。3度目の今季も開幕10戦勝ちなしなど沈んだ。古巣との対戦だったFW伊藤翔も「シンプルに技術が足りていなかった」とうつむいた。

 勝利すれば残留圏内17位の柏と勝ち点で並ぶ可能性はあった。だが試合前の段階で得失点差は12及ばず、降格は決定的な立場で迎えた最終節だった。今後は昇降格を繰り返すエレベータークラブ脱却へ改革が求められる。

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