Ｊリーグは５日、年間表彰式「Ｊリーグ・アウォーズ」を横浜アリーナで開催し、最優秀選手賞（ＭＶＰ）は悲願のＪ１制覇を成し遂げた神戸のＦＷ大迫勇也（３３）が初受賞した。大迫は今季２２得点をマークし、アンデルソンロペス（横浜Ｍ）とともに得点王も獲得。Ｗ受賞となった。神戸からは初のＭＶＰ受賞となった。

　式典後の大迫のコメントは次の通り。

　－受賞の要因

　「まずはコンディションがすごく良い状態で入れたのが１番大きかったかなと。そこです。そこだけだと思います」

　－伸びる部分は

　「僕自身まだまだフィジカルは鍛え上げられると思っているし、この冬挑戦しようと思っているので、楽しみにしてください」

　－賞金は

　「チームメートに感謝しているので、何かご飯を、そこに使えれば良いかなと思います」

　－日本に戻ってきて

　「僕自身、日本に戻ってきて、なかなかチームとして結果が出ず悔しい思いをしていた。反骨心というか、今年は絶対に、という思いで練習から臨んでいた」

　－浦和の守備

　「堅いなと思いました。みんな経験のある選手がそろっていますし、（酒井）宏樹を始め、嫌な相手だと思っていました」

　－今季のベストゴール

　「川崎戦で決めたＦＫがプロ初めてのＦＫだったので、決めた時は違う感情だったので、うれしかったです」