日本サッカー協会（ＪＦＡ）の新会長候補に立候補した宮本恒靖専務理事（４６）が６日、報道陣に対応し、公示後初めて会長選へ立った理由について「常に選手としても指導者としても、サッカーがこの国で重要な存在になってもらいたい、貢献していきたい思いがあったので立候補した」と明かした。

　田嶋幸三会長（６５）が来年３月に任期満了で退任することを受けての次期会長選は、１６票以上の推薦などの基準を満たした宮本氏が、唯一の立候補者として公表された。ＪＦＡ臨時評議会（１２月２４日）で評議員による投票を実施して正式に会長予定者として承認された後、来年３月の定時評議会で正式就任となる予定だ。

　宮本氏は「基本的には代表チームがしっかりと強い日本でありつづけることが重要だと（各評議員へ）お伝えしている」とＪＦＡをけん引していく上での方針も語っていた。