J1横浜M マスカット監督の退任を発表「心より感謝」 今季は2位で連覇逃す
J1横浜Mは7日、ケビン・マスカット監督(50)が退任すると発表した。
マスカット監督はオーストラリア1部メルボルン・ビクトリー、ベルギー1部シントトロイデンの監督を経て、21年7月にアンジェ・ポステコグルー前監督(現セルティック)の後任として就任。攻撃的なサッカーで昨季はチームを3季ぶりの優勝に導いた。今季は2位で連覇とはならなかった。
クラブを通じ「まずはじめに、この特別なクラブで指揮をとる機会をいただけたことに感謝申し上げます。
今度の水曜日がマリノスファミリーとしてのラストゲームになります。感謝を申し上げたい皆さまが多くいらっしゃいます。秦孝之会長、中山昭宏社長、黒澤良二前社長、役員の皆さま、そしてパートナーやスポンサーの皆さま、横浜市・横須賀市・大和市のホームタウンの皆さま、今日まで多大なるサポートをしていただき、本当にありがとうございました。
そして私をそばで支えてくれたチーム統括のスタッフ、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブに関わる全スタッフに感謝を申し上げます。来日してからの2年半、あたたかく迎え入れていただき、本当にありがとうございました。そして自分が求めることをピッチで表現してくれた選手たちにも感謝したい気持ちでいっぱいです。日々の努力やその姿勢は本当に素晴らしかったと思います。アタッキングフットボールを体現し、勝ち点・ゴールを積み上げ、エキサイティングなサッカーをしてくれました。
最後に言わせてください。どのクラブでも一番重要なのはファン・サポーターです。皆さまの応援がどれだけ自分の支えになったのか計り知れません。忘れることのできない最高の思い出をともに作りました。このマリノスファミリーを去るのはとても寂しい気持ちですが、最高の思い出を胸に、横浜F・マリノスのご健勝とご活躍を願っています。2年半、本当にありがとうございました。『心より感謝』」とコメントした。