柏が11年ぶりの天皇杯制覇ならず 井原監督「運もある。仕方がないもの」 120分間で得点奪えずPK戦で敗れる

 悔しそうに川崎の表彰を見つめる柏・井原正巳監督ら(撮影・金田祐二)
 PKを止められ涙する柏GK・松本健太(撮影・金田祐二)
 PKを止められ涙する柏GK・松本健太(撮影・金田祐二)
3枚

 「天皇杯・決勝、川崎0(8PK7)0柏」(9日、国立競技場)

 PK戦の末、柏は11年ぶりの天皇杯優勝を逃した。試合後に井原正巳監督は「いい試合をしたとは思うけど、こういうファイナルは勝者と敗者が出てくる」と悔やんだ。

 クラブとしても苦しいシーズンだった。昨季終盤を10試合勝ちなしで、今季も序盤は白星がなく4月まで白星を挙げられなかった。昨季から合わせて公式戦を19試合連続で勝てず5月にはネルシーニョ前監督が解任され、コーチだった井原監督が昇格したシーズンだった。

 120分間を通して川崎に対して優位に戦えていただけに悔しい敗戦となった。指揮官は「(PK戦は)運もあると思うし、仕方がないもの」と受け止め、「試合の入りから素晴らしい入りをしてくれた。十分に自分たちがやろうとしているサッカーを表現してくれた。最終的にPKでの敗戦にはなりましたが、選手は悔しい経験を成長の糧にして来年に向かっていってほしい」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス