J1川崎が天皇杯優勝記念のグッズを販売 恒例のフロ(風呂)桶も登場
J1川崎は9日、3年ぶり2度目の天皇杯優勝を受け、優勝記念グッズを発売すると発表した。Jリーグクラブで唯一クラブ名に「フロ(風呂)」が付くことから、ファンにはおなじみとなった風呂桶も販売される。
栄光の傍らには必ずフロ(風呂)桶があるのが川崎流。これまでも数々の風呂桶がグッズとして登場したが、ファン、サポーターの記憶に深く刻まれているのは17年のリーグ初優勝の瞬間だ。
シャーレ(優勝皿)が最終節の開始時点で首位に立っていた鹿島の試合開催地に運ばれていたため、逆転優勝を決めた川崎の試合後にシャーレがなかった。そこで中村憲剛選手(当時)が、優勝記念グッズとして作られていたシャーレがプリントされた風呂桶をセレモニーで掲げたことが大きな話題となった。
その後も翌18年のリーグ連覇時には漆のフロ桶、19年のルヴァン杯制覇時にはプラスチックフロ桶、20年のリーグ優勝時にはアルミフロ桶など、趣向を凝らしたフロ桶発売が恒例となっていた。
今回は日本でも自給自足が可能な石灰石などの無機物を含む素材で、クラブが取り組むSDGs活動の一環として採用されたフロ桶(税込み4620円)となった。
その他にもTシャツやニットマフラーなど、数々の記念グッズを第1弾として販売。公式WEBショップ「AZZURRO NERO」(https://azzurronero.jp/)からの受注販売となる。