Jリーグ 実行委員会で秋春制シーズン移行で60クラブが意思表明の投票「実施も検討もしない」反対1票は新潟 19日理事会で可否決定

 Jリーグは14日、都内で実行委員会を開き、議論を続けている秋春制へのシーズン移行について、移行の可否についてJ1からJ3までの全60クラブの意思表明となる投票を実施した。

 60クラブが選択肢する項目内容は、この日の会議でも詳細な文言について議論を経ての修正がなされ、次の3項目となった。

 ①2026-27シーズンからシーズン移行を実施することを決め、残された課題を継続検討していく。

 ②現段階では移行を決めない。数カ月の検討期間を目安として継続検討を行う。

 ③シーズン移行を実施しない。継続検討を行わない。

 60クラブが投票した結果は①52クラブ、②7クラブ、③1クラブとなった。これまで反対の意向を示していたJ1新潟の中野社長は実行委員会後、「私は持論で今のシーズンでやった方がいいというのがベースにある。私は反対です。そこ(反対の1票)は分かりやすい」と反対票を投じたことを明かした。

 今回の60クラブの意思表明を踏まえ、19日の理事会における協議で承認がされれば、シーズン移行が正式に決定する運びになる。

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