日本サッカー協会は１８日、都内で２０２４年の日本代表各カテゴリーにおける年間日程を発表した。

　来年はパリ五輪イヤー。女子日本代表（なでしこジャパン）は、本大会出場をかけたアジア最終予選で北朝鮮と２月２４日にアウェーで、同２８日にホームで戦う。アウェーでの開催地は未定となっている。

　取材に応じた佐々木則夫女子委員長は「２月の最終予選のアウェー会場は未定です。もちろんわれわれは北朝鮮で行われる前提で準備をしていきます」と想定した上で、「私の方はＡＦＣには年内に決めてほしいとアプローチしている。ＡＦＣはなるべく年内で会場は決着をつけたいと双方で調整している」と語った。池田太監督も「アウェーで戦うことを前提に準備している。もちろん主導権を握るような戦いを目指すが、相手の変化に応じた対応をできれば」と見据えた。

　出場権を獲得後は４月と５月に海外遠征、五輪直前の７月には国内と欧州でのキャンプを行い本番へ臨む予定。池田監督は「パリ五輪最終予選を経て、パリ五輪へ向けて選手を向上させていきたい」と力を込めた。