悪夢のレアル・マドリード 今季3人目の十字靭帯断裂 負傷者続出→冬の移籍市場での補強可能性が浮上
「スペイン1部リーグ、レアル・マドリード4-1ビリャレアル」(17日、マドリード)
レアル・マドリードが今季10人目となる負傷者を抱えた。膝の十字靭帯断裂だけでも3人目で、試合出場可能な選手と戦線離脱者がほぼ同数という異常状態。そのため当初は予定されていなかった冬の移籍市場での補強可能性が浮上しているという。スペインのスポーツ紙マルカ、アスなど18日までに伝えている。
新たな負傷者はオーストリア代表DFダビド・アラバ。前半33分、相手選手が保持するボールを奪おうと背後から迫った時に左膝を不自然にひねり、そのままピッチへ倒れ込んだ。同選手はそのまま負傷交代。クラブは試合後、十字靭帯断裂で近日中に手術を受けることを公式発表した。
カルロ・アンチェロッティ監督は、試合後の会見で「わずかの間に3人も十字靭帯の怪我を負うなんて経験がない」と頭を抱えた。当面は復帰したばかりのフランス代表MFチュアメニを前線にコンバートするなどして戦う見込みだが、年明けからの移籍市場については「何かできることがあるか見ていくことになるだろう」とした。