Jリーグ 秋春制へのシーズン以降が決定 26-27年シーズンから

 理事会終了後、記者会見するJリーグの野々村芳和チェアマン
 理事会終了後、記者会見するJリーグの野々村芳和チェアマン
 Jリーグの理事会終了後、東京都内で開かれた記者会見
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 Jリーグは19日、都内で理事会を開き、議論を重ねてきた秋春制へのシーズン移行について、26-27年シーズンからの実施を決め、残された課題を継続検討していくことを決議したと発表した。

 この日の理事会では全会一致で移行の実施を決定。26-27年シーズンは、北中米W杯終了後の8月第1週ごろに開幕。12月第2週ごろから2月第3週ごろまでのウインターブレーク期間を挟み、翌年5月最終週に閉幕する予定となる。

 6、7月がオフシーズンとなるため猛暑でのプレー期間を短縮することで、選手への負担を軽減して試合の質を向上させ、欧州リーグやACLと日程を合わせることでチーム強化の面でのメリットなどが期待される。

 冬の中断期間がオンシーズンとなるために発生するキャンプ費用などの負担増や降雪地域への施設整備が課題となるが、これについてはJリーグが支援を行っていく。

 また現行方式での25年シーズン終了後、秋春形式となる26-27年シーズンへ切り替える間に、26年シーズンは約3カ月間の0・5シーズンとして実施予定だが、大会方式については今後も検討を続ける。

 Jリーグでは今年2月から秋春制へのシーズン移行について検討を開始。今月14日の実行委員会では、J1からJ3まで全60クラブから移行の可否について意思表明の投票を実施していた。

 投票は①シーズンからシーズン移行を実施することを決め、残された課題を継続検討していく。②現段階では移行を決めない。数カ月の検討期間を目安として継続検討を行う。③シーズン移行を実施しない。継続検討を行わないという3項目からなり①52クラブ、②7クラブ、③1クラブの結果となっていた。

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