鹿島 新監督にポポビッチ氏が就任「偉大なクラブからのオファー、非常に光栄」 FC東京などで指揮
J1鹿島は21日、来季からの新監督としてランコ・ポポビッチ氏(56)の就任が決定したと発表した。鹿島は7年連続で国内タイトルを獲得できず、昨季途中から指揮を執っていた岩政大樹監督(41)が、今季限りで退任していた。
ポポビッチ氏はJリーグでも09年の大分を皮切りにFC東京、C大阪などでも指揮を執り、日本での監督経験も豊富。今年8月からはセルビア1部ボイボディナの監督に就任し、任期途中での鹿島監督就任となった。
吉岡フットボールダイレクター(FD)は「まずは攻撃面のアップデートと組織的に攻撃を組み立てることを重要視した。今の鹿島にマッチすると考えた」と説明した。
ポポビッチ氏はクラブを通じ「鹿島アントラーズという偉大なクラブからオファーをいただき、心の底からうれしく思いますし、非常に光栄です。アントラーズという偉大なクラブで仕事ができることが、私にとってこの決断をした一番大きな理由です。アントラーズサポーターの皆さん、スタジアムに足を運びたいと思ってもらえるような、魅力あふれるエネルギッシュなチームを、フットボールを見せたいと思います!一緒に戦いましょう!」とコメントした。