静岡学園の神田奏馬が2ゴール 来季J1川崎へ 4年ぶり日本一へ初戦突破

 後半、チーム3点目のゴールを決める静岡学園・神田(右)
 後半、チーム3点目のゴールを決め喜ぶ静岡学園・神田(中央左)
 後半、チーム3点目のゴールを決め喜ぶ静岡学園・神田(手前)
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 「全国高校サッカー選手権・1回戦、静岡学園6-0明徳義塾」(29日、浦和駒場スタジアム)

 来季からJ1川崎への加入が決まっている静岡学園のFW神田奏馬(3年)が2ゴールを挙げる活躍。静岡学園は大量6点を奪い、4年ぶりの日本一へ向けて初戦を突破した。

 神田は、2点リードの後半10分に右からのクロスを頭で合わせてゴールを奪うと、同13分にも再び右からのクロスをヘディングでたたき込んだ。この日、18歳の誕生日を迎えたエースがチームの勝利を決定付ける大仕事を果たした。

 後半20分にベンチへ下がり「あと1点ほしかったなと。ちょっと悔しいです」と神田。それでも自身初のバースデーゴールを挙げて「気持ち良かったです」と笑顔を見せた。

 9月に痛めていた両足甲を手術し、公式戦は7月のインターハイ以来。「こうやってチームが全国に連れて行ってくれたからこそ(手術をして)良かったなと思える。チームメートに感謝です」と話した。

 スタミナ面には不安も残るが「もっともっと強度が上がれば、もっともっときつくなる。徐々に上げていくしかない。頑張っていきたい」としながらも「次の試合も最低2点以上は決めたい」と意気込みを示した。

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