高校サッカー 神戸弘陵FW馬場悠平が2戦連発 1G1Aの活躍で2-0の勝利に導く
「全国高校サッカー選手権・2回戦、神戸弘陵2-0前橋育英」(31日、ニッパツ三ツ沢球技場)
神戸弘陵(兵庫)が前橋育英(群馬)に2-0で勝ち、3回戦に進んだ。前半20分にMF藤本達真(2年)のヘディングシュートで先制すると、後半13分にFW馬場悠平(3年)が追加点を奪った。
エースらしい豪快なシュートだった。1-0の後半13分、ゴール正面やや左でボールを受けた馬場が、ペナルティーエリアの外から右足を振り抜き、ゴール右上に突き刺した。
「ボールをもらって前を向くと、GKが前に出て右の上が空いていた。あのコースは得意なので入ってよかった」と馬場。今年決めたことがある位置で、実は試合前、谷純一監督から「この前のシュートもよかったな。いつ決めたっけ?」と聞かれた場面を実際に再現してみせた。
前半20分には左サイドからのFKのこぼれ球を右足で折り返し、先制点をアシストした。「FWの仕事としては得点に関わる部分でチームに勝利に絡めてよかった」と馬場。自身の2試合連続ゴールで、2戦計6得点の攻撃陣をけん引する。
「相手は格上のプレミアリーグにいるチーム。そこに勝ててうれしい」とこの日の快勝を振り返ったが、次は神村学園戦。「名前のある相手だが、勝ったら逆に自分たちの名前が売れていく。そういうメンタルでやりたい」と自信を持って立ち向かう。