被災地の2校が同時刻に3回戦敗退 石川代表の星稜、富山代表の富山第一 応援団不在もともに健闘

 全国高校サッカー選手権・3回戦が行われ、被災地の代表2校がともに敗れた。この日は、ともに12時5分試合開始で、柏の葉公園総合競技場では石川県代表の星稜が、市船橋に1-4で敗戦。駒沢陸上競技場では、富山第一が佐賀東と対戦し、1-5で敗れた。

 1日の能登半島地震は、建物の倒壊や火事などの被害があり、津波による住民の避難も相次いだ。この日、両校の学校応援団は会場に来られず、関係者がX(旧ツイッター)などで応援を募っていた。

 星稜スタンドには、すでに敗れた日大藤沢ら他校のイレブンが集まり声援を送った。また、市船橋スタンドにも「石川」「共にがんばろう!」「被災地の皆様に一日でも早く日常が戻りますように。『市船』」と、手作りのボードが掲げられていた。

 星稜は2014年以来の優勝を目指していた。富山第一は、過去2年の全国選手権は初戦敗退していたが、今年は3回戦へ進出していた。

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