市船橋が12年ぶり4強 エースFW郡司が大会5得点目となる決勝弾「日本一に導きたい」

 後半、勝ち越しゴールを決め祝福される市船橋・郡司璃来(撮影・開出牧)
 前半、名古屋・月岡陸斗のロングスローをヘディングし痛恨のオウンゴールで同点に追いつかれる市船橋・五来凌空(左後方)=撮影・開出牧
 前半、先制ゴールを決めた市船橋・久保原心優(撮影・開出牧)
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 「全国高校サッカー選手権・準々決勝・市船橋2-1名古屋」(4日、柏の葉公園総合競技場)

 5度の優勝を誇る市船橋(千葉)が、初出場の名古屋(愛知)を破り、2011年度大会以来の4強進出を決めた。

 前半21分にFW久保原心優(2年)のヘディング弾で先制。ロスタイムの43分に名古屋のDF月岡陸斗(3年)のロングスローをオウンゴールで同点としてしまうが、後半2分、右サイドからのクロスに、FWの郡司璃来(3年)が滑り込みながらで右足で流し込み、大会5得点目となる決勝弾となった。

 J2清水に内定している郡司に、名古屋の守備陣も終始警戒を強めていたが、千両役者ぶりを発揮。チームを12年ぶりの国立へと導き、「結構厳しいマークにあったけど1点決めれて良かった。日本一を狙っているんで、次の試合も仕事して日本一に導きたい」と話した。

 初出場の名古屋は前半ロスタイムで相手のオウンゴールを誘ったロングスローや、未遂に終わったが、攻撃陣が4人1組で輪になってぐるぐると回る「トルメンタ」を披露するなど、意外性あふれるセットプレーの連続で観客を沸かせた。

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