惜しまれながらアジア杯へ合流 欧州で活躍の遠藤、久保ら

 サッカーのアジア・カップ(12日開幕・カタール)に臨む日本代表の欧州組が、所属クラブから惜しまれながら代表に合流する。最長で1カ月以上に及ぶ離脱はチームにとって痛手となるが、遠藤(リバプール)は「残ってほしいと言われるのは幸せ。優勝して帰ってきたい」と切り替えた。

 遠藤は主力に定着しつつあるタイミングだけにクロップ監督は「慣れてきた頃に抜けてしまうのは残念」と嘆いた。欧州のシーズン中に開催されることへの不満の声は多い。冨安(アーセナル)は「欧州選手権のように6月にやってもらいたい」と述べた。

 アジア杯決勝は2月10日。久保(レアル・ソシエダード)は同14日に欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンとの大一番を控える。アルグアシル監督は「なるべく早く負けて戻ってきてほしい」と冗談交じりに本音をのぞかせた。

 ブライトン(イングランド)のデゼルビ監督は、左足首負傷中の三笘が招集されたことに「驚いた。いい状態になった時だけプレーしてほしい」と求めた。(共同)

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