神村学園 2大会連続4強ならず U17日本代表・名和田我空3戦連発もタレント集団力尽く

 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、近江4-3神村学園」(4日、浦和駒場スタジアム)

 準々決勝4試合が行われ、近江(滋賀)が優勝候補の一角である神村学園(鹿児島)を4-3で下して同校初、滋賀県勢では2005年度の野洲以来となるベスト4進出を決めた。青森山田(青森)は昌平(埼玉)に4-0で勝利。市船橋(千葉)は勢いに乗る初出場の名古屋(愛知)を2-1で退けて12大会ぶり、堀越(東京A)は佐賀東(佐賀)を2-1で破って初の4強入り。準決勝の近江-堀越、青森山田-市船橋は6日に行われる。

 今大会屈指のタレントをそろえた神村学園が打ち合いに負けた。試合終了間際に勝ち越され、2大会連続4強ならず。ベルギー1部ゲンク加入が内定しているDF吉永夢希(3年)は「力不足だとこの試合で分かった」と受け止めた。

 0-1の前半18分にJ2仙台に内定している主将のFW西丸道人(3年)が同点ゴール。同22分には吉永が一時逆転弾をたたき込んだ。2-2の後半15分にはU-17日本代表のMF名和田我空(2年)が3戦連発の直接フリーキックを沈めてリード。だが同26分に再び追いつかれ、終了間際に決勝点を許した。

 吉永は「今後海外で結果を残して、A代表が将来の目標」と前を向いた。2年生の名和田は「先輩たちの思いを背負って来年こそは」とリベンジを誓った。

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