市船橋イレブンはPK敗退で涙 青森山田との名門対決で力尽きる 12年ぶり決勝はならず
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「全国高校サッカー選手権・準決勝、青森山田1(4PK2)1市船橋」(6日、国立競技場)
市船橋(千葉)は青森山田(青森)との名門対決に敗れ、2011年度大会以来、12年ぶり決勝はならなかった。
勝利への執念はみせた。市船橋は序盤こそ攻めあぐねたが、その後は徐々にシュート数も増え、流れをつかんでいった。後半には応援団が演奏する名曲「市船ソウル」を背に攻勢を強め、後半31分、敵陣右でMF太田隼剛(3年)が左足でつないだボールをFW久保原心優(2年)が右足で振り抜いてゴール右に刺さる同点弾を決めた。
PKではGKニコラスが4人目をセーブし、タイに持ち込んだが、再び味方が止められ、万事休す。あと一歩で決勝の舞台に届かず、選手からは涙があふれた。