元ブラジル代表のマリオ・ザガロ氏が死去 選手で2度、監督で1度のW杯制覇
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サッカーの元ブラジル代表で、選手と監督でW杯を制覇したマリオ・ザガロ氏が死去した。6日に公式インスタグラムで発表された。92歳だった。
ザガロ氏は左サイドのMFとして活躍し、ブラジル代表として選手時代に1958年スウェーデン大会と62年チリ大会を制覇。監督として70年メキシコ大会を制した。
96年アトランタ五輪でもブラジル五輪代表を率いたが、グループリーグD組で日本に0-1で敗れた。
ブラジル紙グローボ(電子版)はアシスタントコーチとしてパレイラ監督を支えて優勝した94年W杯米国大会も含め「ブラジル代表として4度の世界王者に輝いたザガロ氏が死去」として、今週金曜日(5日)に92歳で亡くなったことや、2006年以降は多くの健康上の問題を抱え、昨年7月には呼吸器系の感染症で入院していたことなどを伝えた。