元日本代表MF、遠藤保仁が引退 異例の記者会見なしは本人の意向 「僕らしくないかな」

 J1磐田は9日、元日本代表MFの遠藤保仁(43)が現役を引退することを発表した。今季からG大阪のトップチームコーチに就任する。

 遠藤はマネジメント事務所の公式YouTubeで引退への思いを語った。「26年間という本当に長い、充実した最高のサッカー人生を送れた。自分がここまで長くやるとは思っていませんでした」とし、サポーターや関係者、家族への感謝を口にした。

 また、第二の人生について「経験を積んで、必ずいい指導者になりたいという目標を持ち、毎日モチベーションを高く、何より楽しく過ごして行けたらいいと思っています」と抱負。「日々楽しくが、僕のサッカー人生のモットーだったので、コーチになってもその気持ちを忘れずに。日本サッカー界のため、G大阪のために働いて、一人でもいい選手を送り出していければ」と話した。

 クラブからは、記者会見や個別取材などの報道対応は当面ないことが発表された。J1歴代最多の672試合、日本代表でも歴代最多の152試合出場の記録を持つレジェンドとしては異例の「会見なし」となったが、遠藤はこれを自身の意向だと明かした。

 YouTubeでは「しゃべっている(今)もオフまっただ中。本来なら記者会見などを開かないといけないのかなと思っていたが、記者会見で真面目に語るものも僕らしくないと思う。なんといってもオフはオフ。オフを満喫したいので、記者会見を開くことはしませんでした」と説明。配信の最後は「皆さん、声援、ブーイング、ヤジ、全てありがとうございました。本当に楽しいサッカー人生でした、では皆さんどこかでお会いしましょう。バイバーイ!」と手を振り、最後まで“らしさ”を貫いていた。

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