J1神戸 吉田監督&MF井手口が引退の遠藤保仁氏をねぎらう「一緒にやれたのは誇り」「いいコーチになると思う」

 初日の練習を終え、笑顔で話す井出口(撮影・坂部計介)
 新体制初日の練習を終え、記者の質問に答える吉田監督(撮影・坂部計介)
 ボールの感触を確かめる大迫(撮影・坂部計介)
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 リーグ連覇を狙うJ1神戸が10日、神戸市西区のいぶきの森球技場で始動した。吉田孝行監督(46)は、前日9日に引退を発表した元日本代表MFの遠藤保仁氏(43)について「本当に長い間お疲れさま」とねぎらいの言葉を贈った。遠藤氏がルーキーイヤーの1998年に横浜Fで同僚だった。

 当時を振り返り「ルーキーの時からプレースタイルは変わらない。うまかったし賢かった。J1で一番多く試合に試合に出てる。日本代表戦も。すごいですよね。そういう選手と一緒にやれたというのは自分としても誇りですし、これからもサッカー界のために頑張ってほしい」とエールを送った。

 スコットランド・プレミアリーグのセルティックから完全移籍で神戸に加入した元日本代表MF井手口陽介(27)は、G大阪入団初年度の14年から遠藤氏とともにプレーした。「普通にずっと、ヤット(保仁)さんらしくサッカー選手としてやると思っていたのでびっくりした。いいコーチになると思う」と話した。神戸では、遠藤氏がG大阪時代に背負った背番号と同じ「7」を着ける。「あまり番号に思い入れはないが、クラブから与えられたので」とたまたまだったが、「レベルの高い選手がいるので、自分も少しでも成長したい」と新天地での活躍を誓った。

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