J1横浜Mが新体制発表 攻撃的サッカー継承だ キューウェル監督「ほんの少しプラスαを加える」

 J1横浜Mは13日、横浜市内で新体制発表会見を開き、今季から指揮を執るハリー・キューウェル監督(45)が横浜Mの「アタッキングフットボール」を継承しながら、自らがさらに進化させていく考えを示した。

 「このクラブに自分を信じて呼んでいただいたこと、そしてこのファミリーに加えていただいたことを本当にうれしく思っている」。キューウェル監督は横浜Mでの監督就任の喜びを、そう語った。

 現役時代は英・リバプールなどでプレー。オーストラリア代表の主力として06年W杯ドイツ大会で日本の前に立ちはだかった名選手だ。引退後は英4部のクラブで監督を経験し、22年からスコットランド・セルティックのコーチを務めていた。

 横浜Mの監督オファーを受けた理由については、18年から横浜Mを率い、昨季までセルティック監督も務めたポステコグルー氏から「日本でやるチャンスが来たのなら絶対に受けた方がいい」と助言を受けていたという。

 ポステコグルー元監督、マスカット前監督がつないできた攻撃的サッカー。新指揮官ははそれを継承しつつ「ほんの少しプラスαを加える。去年までなかったものを自分が持ってこられる」と“進化系アタッキングフットボール”で王者奪還を目指していく。

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