C大阪が始動&新体制発表 小菊監督「本気で優勝取りに行く」 新加入選手はVパレード宣言
J1C大阪が14日、本拠地のヨドコウ桜スタジアムで始動した。MF香川真司(34)ら主力を中心にランニングやボール回しで体をほぐし、新加入選手6人も紹介された。
小菊昭雄監督(48)は「昨年は終盤で失速して9位。今年は本気でリーグ優勝を取りに行く。クラブ30周年にふさわしい1年にしたい」と決意表明。「優勝のためには得点力アップに尽きる。安定してボールを運ぶ。キャンプから徹底的に上積みしていく」と話した。梶野智チーム統括部長は「昨年の戦力を維持しつつ、優勝を狙える選手を獲得した」と自信をのぞかせた。
川崎から加入したDF登里享平(33)は「大阪出身で小学生の時からC大阪ファン。00、05年はあと一歩で優勝を逃して一緒に悔しい思いをした。リーグ優勝を勝ち取るために自分が昇り龍になって導きたい」と意気込みを表した。浦和から加入のMF平野佑一(27)は「攻撃の起点となり、味方もだませるようなパスでひっぱりたい」とアピール。ファンへのお披露目イベントでは「優勝してこの街でパレードをしたい」と、昨年プロ野球・阪神とオリックスがパレードを行った大阪を再び興奮の渦に巻き込むことを誓った。