C大阪・森島社長 昨年離脱の清武に「今年に懸ける思い伝わった」 補強には自信「優勝目指す編成」
J1C大阪が14日、本拠地のヨドコウ桜スタジアムで始動し、MF香川真司(34)やMF清武弘嗣(34)らがランニングやボール回しで体をほぐした。ファン約2000人が来場したキックオフイベントではMF平野佑一(27)ら新加入選手6人も紹介。開場時には能登半島地震の募金を呼びかけ、53万1517円が集まった。
森島寛晃社長(51)は「優勝するため、去年の上積みを目指す編成ができた。競争が必ず生まれてくる」とクラブ設立30周年で優勝へ向けての本気度をみせた。練習を視察し「みんな集まった時からいい緊張感があり、競争が始まりそうないい顔をしていた」とうなずいた。昨年7月末に左太ももの手術で離脱した清武についても「チームに戻ってこられて、今年に懸ける思いが伝わってきた」と順調に開幕を迎えられる見通しを語った。
ビザの関係で来日が送れるブラジル人FWヴィトール・ブエノ(29)には「昨年はサイドからの攻撃でミドルシュートという怖さがなかったが、そういう一発を持った選手。攻撃にバリエーションを出してくれる、そういう意味で競争も生まれる」と期待を寄せた。