J1C大阪が必勝祈願 香川真司「数字は大きく求められる。自覚して」優勝へ決意固める
J1C大阪が16日、大阪市の住吉大社で必勝祈願を行った。森島寛晃社長(51)や小菊昭雄監督(48)以下、選手・関係者が祈禱(きとう)を受けた。
元日本代表MF香川真司(34)は「(30周年という)クラブの節目の年でもある。クラブが掲げたものに対して、自分たちもしっかり団結してシーズンを乗り越えたい」と優勝への思いを口にした。自身がC大阪に復帰した昨年、リーグ戦34試合に出場も2得点に終わり「数字という意味では、2点しか取っていないんで。数字は大きく求められると思っているし、そこは自覚してきたい」と、より厳しいシーズンを見据えた。
17日にはタイでのキャンプに出発。昨年は2月加入だったためキャンプを経ていないが「今年はキャンプから入れる。コンディションもいい形で開幕に仕上げていける」と自信。奉納した絵馬には「ケガなくやる」と願いを込めて書いた。「年齢関係なく向上心をもって変化していかないと」と表情を引き締めた。
森島社長は、30周年の節目に住吉大社での必勝祈願を実行したと明かし「ホームタウンで思い入れのある神社。祈禱中は優勝への思いをはせた」と決意を新たにした。