J1神戸が新入団選手発表 浦和から復帰の岩波「もう一度神戸でという気持ちあった」悩んだ経緯明かす

 会見した(前列左から)岩波拓也、千布勇気社長、吉田孝行監督、井手口陽介、宮代大聖、(後列左から)山内翔、鍬先祐弥、広瀬陸斗、新井章太、オビ・パウエル・オビンナ、高山汐生
 神戸に新加入した(前列左から)広瀬陸斗、岩波拓也、井手口陽介、宮代大聖、(後列左から)山内翔、鍬先祐弥、新井章太、オビ・パウエル・オビンナ、高山汐生
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 J1神戸の新加入選手と今季ユニホームの発表会見が16日、神戸市のノエビアスタジアムで開かれ、浦和から7年ぶりに復帰したDF岩波拓也(29)ら9選手が出席した。

 吉田孝行監督(46)は「新しいメンバーを加えて強度を増していければ」と連覇へ向け新戦力に期待を寄せた。岩波は「神戸に戻るという決断は簡単なことではないし、もう一度プレーすることはイメージできない時もあった」と悩んだ経緯を説明。しかし「プレーできるうちにもう一度神戸で、という気持ちはあった。こういうタイミングで話をいただき、ラストチャンスと思った」と決意を語った。

 連覇を目指すチームの一員として「昨年優勝して、神戸の選手も自信をもってやっている。以前所属していた神戸とは違う。練習の強度もすごく驚かされる。ライバル選手は多いが、存在を示していかないといけないと思う」と話した。

 神戸市須磨区出身で「1・17は大事な日、特別な日。神戸で育って、またヴィッセルの選手として迎えることは特別。去年は神戸、(プロ野球の)阪神、オリックスが優勝。スポーツから関西、神戸を盛り上げていければ」と阪神・淡路大震災から29年目となる地元への思いも明かした。

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