日本代表は完全アウェー 久保がボールを持っただけで強烈大ブーイング トレンド急浮上 イラクに2点先行許す

 「アジア杯・1次リーグ、日本代表-イラク代表」(19日、アルラヤン)

 勝てば1次リーグ突破が決まる日本代表。だがスタジアムは開始直後から完全アウェーの雰囲気に包まれた。前半終了時点で2点のビハインドを背負う苦しい展開だ。

 開始直後に右サイドで久保がボールを持った瞬間、画面越しでも分かるほどの大ブーイングが巻き起こった。スタジアムはイラクのサポーターで埋まっており、異様なムードとなっている。

 森保監督は「選手たちはいろんな環境の中でプレーができていますし、完全アウェーの難しい戦いになると思いますが、まずは雰囲気や相手に惑わされることなく。自分たちが粘り強く90分プラス、アディショナルタイムまで戦い続けることが大切かなと思います」と語っていた。

 前半5分にイラクが左サイドのクロスを上げ、GK鈴木がパンチングでしのいだかと思われたが、ボールはゴール前に位置していたフセインの正面へ。頭で合わせられ、先制ゴールを決められた。前半終了間際には再びフセインに頭で決められてしまった。

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