Ｊ１神戸が１９日、沖縄県西原町でキャンプインした。気温２５度で汗ばむ陽気の中、体をほぐしボール回しなど軽い調整。吉田孝行監督（４６）は「連覇という目標を達成するために沖縄キャンプは重要」とし「体を作りながらも試合やゲーム戦術がメインになる。しっかりチームの基礎を構築したい」と話した。

　昨年にＪ１を制して迎えるシーズン。「自分たちが去年（成績が）良かったのは一瞬も気の緩みがなかったから。優勝して、今年は緩みが出ると困るので、トレーニングから引き締めたい」と選手の動きに目を光らせた。

　歓迎セレモニーも行われ、崎原盛秀町長からは「神戸は大迫選手を含め、『半端ない』選手が大勢いる。ぜひ今季も優勝を」とエールを送られた。セルティックから加入したＭＦ井手口陽介（２７）は「チームのやりたいサッカーをしっかり理解し、それを体現できるよう体と頭を作っていきたい」と精力的に練習をこなした。