MF遠藤「負けてスイッチ入る」 ミーティングで選手からも多くの意見→40分遅れで練習開始
「アジア杯・1次リーグ、日本代表-インドネシア代表」(24日、ドーハ)
3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本は21日、1次リーグD組最終戦のインドネシア戦(24日)に向けてドーハで大部分を非公開として調整した。1勝1敗の日本は最終戦に勝つか引き分けると同組2位で16強による決勝トーナメントに進み、ベスト8を懸けてE組1位とぶつかる。
21日の練習は予定より約40分も遅れて始まった。理由はイラク戦を振り返るミーティング。これまでは主にコーチ陣が話す形だったが、今回は選手からも多くの意見が出た。主将のMF遠藤は「負けたことで、またスイッチが入る。初心に返れる機会があったのはポジティブに捉えている」と語った。
特に話し合ったのは守備面。体格を生かし、前線へのシンプルなロングボールで押してくるイラクに対して守備ラインが下がってしまい、競り合いのこぼれ球を拾えなかった。MF伊東は「もちろんみんな100%でやろうと思っているけど、やはり一個一個のところで少し気の緩みはあった」と表情を引き締めた。