森保J決勝T初戦はヨルダン?韓国?それとも… 2位通過濃厚→対するE組も大混戦模様
サッカーのアジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本は21日、1次リーグD組最終戦のインドネシア戦(24日)に向けてドーハで大部分を非公開として調整した。1勝1敗の日本は最終戦に勝つか引き分けると同組2位で16強による決勝トーナメントに進み、ベスト8を懸けてE組1位とぶつかる。E組は20日に第2戦が行われ、ヨルダンが韓国と2-2で引き分け、得失点差で首位に立ち、韓国が2位。マレーシアを1-0で下したバーレーンが3位で続く。
日本の決勝トーナメント初戦の対戦相手は、ヨルダンか韓国か、それとも…。E組は大混戦で、ヨルダンが同じ勝ち点4の韓国を得失点差で上回って首位に立ち、バーレーンが同3で追う展開。バーレーンも1位通過の可能性を残している。
25日に行われるE組最終戦はヨルダン-バーレーン、韓国-マレーシアの組み合わせ。仮にヨルダンと韓国がともに勝って勝ち点7で並んだ場合、①1次リーグの得失点差②1次リーグ総得点③PK戦④警告や退場をポイント化⑤抽選、の順に順位を決める。
20日の第2戦。韓国はヨルダンに思わぬ苦戦を強いられた。日本との激突を避けるために2位通過を狙う様子はなく、大黒柱のFW孫興民(トットナム)は「先のことは誰にも分からない。とにかく次の試合に集中するだけ」と最終戦へ気合を入れる。
ヨルダンは5バックの守備と速攻が光った。大会直前の練習試合で日本に1-6と大敗したが、課題を修正し、アムータ監督は「守備のミスが激減した」と強調。E組最終戦からも目が離せない。