「アジア杯・１次リーグ、日本代表－インドネシア代表」（２４日、ドーハ）

　５度目の優勝を目指す日本代表は、２４日にドーハでの１次リーグＤ組第３戦でインドネシア代表と対戦する。勝つか引き分けると同組２位での決勝トーナメント進出が決まる。２３日はドーハで最終調整し、ＭＦ三笘薫（ブライトン）とＧＫ野沢大志ブランドン（ＦＣ東京）は全体練習に参加しなかった。日本はインドネシアと過去１０勝２分け６敗。

　試合前日の公式会見に森保監督とともに出席したＤＦ冨安（アーセナル）が、強い言葉に決意を込めた。この２試合でアジアの戦いの難しさを実感しており「相手の勢いにのまれず僕たちから仕掛け、たたきのめす気持ちでやりたい」と話した。

　４－２で勝ったベトナム戦はベンチ外で、１－２で敗れたイラク戦は後半から出場したＤＦの要。ベトナム戦では５バックの相手に対して前線のプレスがはまらず、一時逆転されるなど苦戦。イラク戦はロングボール攻勢にリズムを崩され、前半に２点を先行されて敗れた。２戦連続２失点の守備改善へ「クリーンシート（無失点）に貢献できれば」と意気込んだ。

　森保監督は「イラク戦で痛い敗戦を喫してしまったが、第１戦と第２戦の成果と課題を踏まえ、チーム力を高めるトレーニングをできた。集中して、全力で戦いながら前進していければと思う」と意気込んだ。決勝トーナメント２位通過へ、結果とともに内容も求められる。