韓国 悪夢の3失点ドローに地元紙が激怒「130位のマレーシアに屈辱」「クリンスマン号が恥辱の引き分け」と猛批判
「アジア杯・1次リーグ、韓国代表3-3マレーシア代表」(25日、アルワクラ)
韓国がまさかのドロー。壮絶な打ち合いの末、ロスタイム15分に追いつかれ、勝利を逃した。この結果、勝てば実現した日韓戦は消え、韓国は2位通過。日本の決勝T1回戦の相手はバーレーンに決まった。
韓国はFIFAランキング23位で、同130位のマレーシアに悪夢の3失点。勝利を目前で逃し、地元韓国メディアの怒りが爆発した。
朝鮮日報は「130位のマレーシアと引き分けの屈辱」の見出しで速報。中央日報はドイツ人のクリンスマン監督を痛烈に批判した。「クリンスマン号 マレーシアと恥辱の引き分け E組2位で16強行き」の見出しで報じ、「クリンスマン監督は守備陣の乱調にも戦術変化など解決法が見つからないまま、選手たちの個人技量に任せる『ランダムサッカー』で一貫した」と伝えた。
試合はエースのソン・フンミン(トットナム)ら主力も先発。前半22分にはチョン・ウヨンのゴールで先制したが、後半に自軍でボールを奪われるミスから失点。さらにPKで逆転を許すと、韓国選手の表情から焦りの色がにじみ出た。
その後、猛攻を仕掛け、後半37分、イ・ガンインが直接フリーキックを決め、同点。後半ロスタイム4分にソン・フンミンがPKを決めて勝ち越した。だが、トータル17分に及んだロスタイム15分、カウンターから痛恨の同点被弾。韓国選手、スタンドのサポーターも呆然とした表情を浮かべた。
日本のネットは一進一退の攻防に大興奮。「面白すぎた」、「日韓戦消えた」、「できれば日韓戦見たかった」、「マレーシア頑張った」などの声があがった。