「アジア杯・決勝トーナメント１回戦、日本代表－バーレーン代表」（３１日、ドーハ）

　３大会ぶり５度目の優勝を目指す日本は２７日、決勝トーナメント１回戦のバーレーン戦（３１日）に向けてドーハで一部を非公開にして練習した。全２６選手が参加し、冒頭ではＦＷ久保建英（レアル・ソシエダード）、ＤＦ板倉滉（ボルシアＭＧ）らがボール回しなどで体をほぐした。練習前には見学に訪れたドーハ日本人学校の子どもたちから激励を受けた。

　２７歳の誕生日を迎えた板倉が、バーレーン戦の無失点を誓った。１次リーグ３試合で零封はなく、計５失点しており「後ろとしてはゼロにこだわってやりたい」と気合を入れた。

　３－１で勝ち、２勝１敗のＤ組２位で決勝トーナメント進出を決めた２４日のインドネシア戦は体調が万全でなく、ベンチ外だった。もっとも、既に回復し「大丈夫です」と言い切った。

　練習後には久保とＤＦ菅原（ＡＺアルクマール）からケーキを手渡されてお祝いを受け、顔にクリームを塗られた。手荒い祝福を受けたＤＦは「もうサッカー選手としては若くない。より責任感を持ってやっていかないと」と、決勝トーナメントを見据えた。