バーレーン代表 鋭いカウンター攻撃が特徴 194センチFWユスフに要注意

 「アジア杯・決勝トーナメント1回戦、日本代表-バーレーン代表」(31日、ドーハ)

 3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本は31日午後2時半(日本時間同8時半)から、ドーハでの決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦する。バーレーンを率いるピッツィ監督は30日、前日会見で、「厳しい試合になるだろうが、選手たちの準備には自信を持っている」と日本撃破への意気込みを示した。

 FIFAランキング86位のバーレーンは、1次リーグE組を2勝1敗の勝ち点6で1位通過した。初戦の韓国に1-3で敗れたものの、マレーシア、ヨルダンに1-0で勝利。中東特有のフィジカルの強さと鋭いカウンター攻撃が光る。国内リーグ所属の選手が大半を占める中、要注意はチェコ1部でプレーする194センチの長身FWユスフ。今大会もヨルダン戦でゴールを挙げている。

 日本との対戦成績は2勝8敗。ただ、2004年以降には8戦連続で1点差の接戦を演じている。過去にチリ、サウジアラビアの代表監督も歴任しているアルゼンチン出身の指揮官は、「日本は強いが、弱点を突いて戦いたい」と力強く言い切った。

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