森保Jが9大会連続8強入り!堂安、久保、上田弾で難敵バーレーン圧倒 先制弾の堂安「何が何でも優勝したい」 準々決勝はイラン-シリアの勝者と対戦
「アジア杯・決勝トーナメント1回戦、日本代表3-1バーレーン代表」(31日、ドーハ)
日本が堂安、久保、上田のゴールで3点を奪い、快勝。9大会連続の8強入りを決めた。
ベスト8入りを懸けた一戦。日本は開始直後から試合の主導権を握り、難敵のバーレーンを圧倒した。
前半9分にはMF久保の左CKをFW上田が頭で合わせる。これはGKに防がれたが攻勢を続けると、前半31分にDF毎熊のミドルシュートがポストに跳ね返ったところをMF堂安が左足で押し込んで先制に成功した。
さらに後半4分には相手陣内で久保がボールを奪ってチャンスを作ると、最後はDFに当たったこぼれ球を久保が左足でゴール右へ流し込み追加点を奪う。
後半19分にはバーレーンの左CKからFWユスフがヘディングシュート。これをGK鈴木がはじき、浮き球をキャッチしようとしたがクリアに来たFW上田と接触し、そのままこぼれた球がゴールラインを割る形で失点。ミスが続く嫌な展開となるが、エースがその空気を払拭(ふっしょく)する。
後半27分に毎熊のパスを受けた上田が自らエリア内右へドリブルで運び、右足を振り抜いてGKの股を抜くシュートで3点目。これで今大会4得点目となった。イラクなどの強豪が姿を消す決勝トーナメントで、日本が力を見せつける結果となった。
今大会初ゴールが先制弾となった堂安は「毎熊の素晴らしいシュートが転がってきた。準備していたので、ゴールになってよかった。チーム全員で戦えたことが勝利につながった。自分のゴールよりも大事なのはチームの勝利」と、うなずき、「タフな試合が続くが、全員がフォアザチームの心をもっていきたい。何が何でも優勝したいので。しっかり勝って次に進みたい」と、見据えた。
3日に行われる準々決勝では、この後行われるイラン-シリアの勝者と対戦する。