スタッド・ランスが性加害報道の伊東純也に関して声明「選手との連帯」を示すも「いかなる法的進展も注意深く見守る」
サッカー日本代表の伊東純也が所属するフランス1部、スタッド・ランスは1日、クラブの公式ホームページで伊東についての声明を掲載した。
「水曜日(1月31日)に日本のメディアによって発せられた伊東に関する報道と、伊東による名誉毀損(きそん)の訴えに留意した」とし「クラブが日本人ストライカーの人間性や振る舞いを問題視したことはない」とした。また伊東が日本代表での活動に参加中の報道であり、大阪の当局が行った調査を一方的に裏付けるような情報を持ち合わせておらず、現段階では、クラブは選手との連帯を示している」と表明。さらに「クラブは疑惑を明らかにする具体的な証拠を待ち望んでおり、いかなる法的進展も注意深く見守る」とした。
一方でクラブは「このような重要な問題を無視することはできず、このまま沈黙を守ることも望んでいません」とし「それどころか、クラブは数シーズン前からプロサッカーリーグと共同で実施している、あらゆる形態の女性に対する暴力との闘いへのコミットメントを改めて表明し、すでに今シーズンの新たな啓発キャンペーンに取り組んでいることを発表している」と女性に対する暴力問題に対しては、厳しく対処する姿勢も示した。