「アジア杯・準々決勝、日本代表-イラン代表」(3日、ドーハ)
日本サッカー協会は1日、アジア・カップに参戦中の日本代表からMF伊東純也(30)=スタッド・ランス=が離脱すると発表した。一部で性加害疑惑が報じられていた。代替選手の招集はしない。3大会ぶり5度目の頂点を目指す世界ランク17位の日本は、3日午後2時半(日本時間同午後8時半)開始の準々決勝で、過去3度の優勝を誇る同21位のイランと対戦する。
中2日で迎える準々決勝を前に、伊東の離脱が決まった。日本協会は報道内容と当事者の主張に相違があり「慎重な対応が求められると考えている」とし、「伊東選手本人のコンディションを考慮した結果」の離脱であると説明した。3-1で制した決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦から一夜明けたチーム練習。伊東はグラウンドに姿を現さず、練習後に離脱が発表された。
主力の伊東は今大会、2勝1敗のD組2位で突破した1次リーグの全3試合に出場した。4-2で勝った初戦のベトナム戦と、1-2で競り負けたイラク戦は右サイドのMFでスタメンを務めた。3-1で勝利したインドネシア戦は後半41分に出場。バーレーン戦はベンチ入りしたものの出場機会はなく、右サイドのスタメンには堂安が入った。
4強入りを懸けるイラン戦。過去の対戦成績は6勝5分け6敗と互角で、直近では前回2019年大会の準決勝で顔を合わせ、3-0で快勝している。イランは31日のシリア戦で、先制のPKを決めたFWメフディ・タレミ(ポルト)が2度の警告を受けて退場した。今大会3得点のエースだが、日本戦は出場停止となる。
世界ランクは17位の日本に次ぐ、アジア2番手の21位。アジア杯の優勝回数は日本の4回に次ぎ、サウジアラビアと並ぶ3回の2位。3大会ぶりの覇権奪回に挑む日本に対して、3連覇した1976年大会以来12大会ぶりの復活Vを狙うイラン。立ちはだかる強豪を相手に、森保ジャパンは伊東抜きの戦いに臨む。
日本はバーレーン戦から一夜明けた1日、準々決勝に向けてドーハで練習した。バーレーン戦で出番のなかった選手とプレー時間の短かった選手が、中央からの攻撃などを確認。先発メンバーや左足首痛から復帰したMF三笘薫らは宿舎でトレーニングした。イランは1月31日にシリアと対戦し、1-1からのPK戦を5-3で制して勝ち上がった。