日本代表・森保監督らが帰国「結果がすべて。優勝できずくやしい」「この経験が次へのチーム力につながっていく」

 帰国した日本代表・森保監督(撮影・堀内翔)
 帰国してファンと記念撮影をする日本代表・森保監督(撮影・堀内翔)
 帰国して取材に応じる日本代表・森保監督(撮影・堀内翔)
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 サッカーのアジア・カップ準々決勝で敗退した日本代表の森保一監督らが4日、開催国のカタールから帰国した。羽田空港で取材に応じた指揮官は「結果がすべてだと思う。優勝を目指して戦って、優勝できず悔しい思い。選手とスタッフは本当に頑張ってくれたが、監督として結果に結びつけられず残念。そしてたくさんのサポーターの方々が応援してくださった中、良い結果が出せず残念に思うし、これまでの感謝を申し上げたい。ありがとうございました」と話した。

 今大会は先発メンバーを固定せず戦った。「選手のコンディションを見て先発メンバーを決めるということ。総合力で勝っていく、つないで勝っていくというのはチームとして意図を持って戦っていた」と説明した。

 一方で試合を通しては守備の選手を交代させなかった。「いろんな見方があると思うので、それぞれの見方を尊重したい。裏を取られているのは、守備陣が対応しなきゃいけない部分もあるが、ボールを出させないために前線からボールを出させないとか、その前に攻撃を完結してシュートで終わった場合にはそういう局面が起こらないかもしれないので、いろんな改善点がある」と振り返った。

 選手への具体的な指示が足りなかったのではないかと指摘されると「コンセプトに関しては、チームの基本的なコンセプトのベースと、対戦相手のかみ合わせの中でのベースを選手に伝えて試合には入っている。すべての起こりうる局面を全部伝えられるかというといろんな局面がサッカーでは起こるし、一回として同じ局面は実はない。その中で対応できるようにコンセプトを積み上げてやっていけてる」と説明。「イラン戦においては選手がうまく局面を打開できるだけのコンセプトの共有はできていなかったのはあったかもしれないが、この経験が次へのチーム力につながっていくと思う」と話した。

 3大会ぶり5度目の優勝を目指した日本は1次リーグD組を2勝1敗の2位で突破。決勝トーナメント1回戦でバーレーンに3-1で勝ったが、3日のイラン戦に1-2で敗れた。

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