日本代表・森保監督が帰国 解任求めるファンの声にも「結果がすべての世界。厳しい評価も受け止めたい」
サッカーのアジア・カップ準々決勝で敗退した日本代表の森保一監督らが4日、開催国のカタールから帰国した。
羽田空港で取材に応じた指揮官は、ファンからSNS上などで解任を求める声があることに「そこは真摯(しんし)に受け止めたい。結果がすべての世界。見ておられる方が厳しい評価をされることも受け止めたいと思っている」と話した。
その上で「試合の中でもピッチの選手、スタッフは全力で頑張ってくれている。私自身も自分のできる限りのことをやってきているつもりなので、何の後悔もない」と現在の心境を語った。
試合後には、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が森保監督の続投を明言したことに関しては、「毎試合、道が続くか、そこで途絶えるかは覚悟して臨んでいる。今回も責任を問う声が上がるだろうと覚悟はしていた。その中で会長が続投という声を掛けてくださるということであれば、自分のできることを全力で、選手のために、日本のためにやっていきたい」と3月のW杯アジア予選を始め、次なる戦いを見据えていた。
3大会ぶり5度目の優勝を目指した日本は1次リーグD組を2勝1敗の2位で突破。決勝トーナメント1回戦でバーレーンに3-1で勝ったが、3日のイラン戦に1-2で敗れた。