香港でのメッシ欠場に日本のファン悲痛な叫び「ちょっとだけでもいいから絶対出て」7日に親善試合・マイアミ-神戸戦
香港政府は4日、同日に行われたサッカーの親善試合、香港リーグ選抜-米MLSインテル・マイアミ戦で、マイアミの元アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが出場せず、高額チケットを購入したファンらが返金を求める騒動が起こったことについて「メッシがプレーしなかったこと、そして主催者が詳細な説明を迅速に提供しなかったことに深い失望を表明した」との声明を発表した。
この問題についてはCNN日本版(電子版)が5日付に「NO Messi REFUND PLEASE」(メッシが出ないなら返金して下さい)と書いた紙を掲げるファンの写真などともに「観客席からブーイングや返金を求める声が上がった」などと報道。新メンバーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスも欠場し、試合後にマイアミのマルティーノ監督がメッシは内転筋の腫れが改善せず、スアレスはひざの負傷があったため「短時間でもプレーできればよかったが、リスクが大きすぎた」と謝罪したとした。AFPBB Newsも5日付で「メッシが出なかったらいつもの香港プレミアリーグの試合と変わらない。そっちはたった80香港ドル(約1500円)。だけど今回は5000香港ドル(約9万5000円)を払ったんだ」というファンの不満の声を報じた。
マイアミは日本でも親善試合を行い、7日にJ1覇者の神戸と対戦予定。SNS上ではチケット購入者と思われる「メッシ頼む。5万も払ったんやからちょっとだけでもいいから絶対出てくれ」という悲痛な叫びや、「筋肉の腫れだから、メッシが出る可能性は全然無いっていうわけじゃないと思う。それより怪我したっぽいスアレスの方が個人的に心配」「メッシもスアレスもこんな寒い場所で試合出たくないやろな…サウジ、香港からのこの東京は選手にはなかなか酷や」などと心配のコメントが寄せられた。