闘莉王氏 イラン戦決勝PK献上の板倉に愛の猛ゲキ「最悪中の最悪。最初から最後までやらかした」も今後に期待「現代表の最強CBは冨安と板倉」
サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏(42)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。カタールで開催中のアジアカップ準々決勝イラン戦で1-2で敗れた日本代表について、分析を語った。
試合終了直前に決勝PKを与えるなど、この試合では不安定だったDF板倉については「ワーストです。ワーストの中のワーストです。11人がいるだけで1人だけぽかんと穴が空いているような選手。最初から最後までやらかした。今日は3点なのかな。ミス全部絡んでるし、全部よくなかった。イエロカードもそう、判断もそう。残念です。(PKシーンは)全部ダメ。処理もだめ、ポジショニングもダメ、お見合いしているし、コミュニケーションも取れていない。今日は試合に入れてなかった」と断じたが、「全体的な日本のミス。もう後半、80分ぐらいからもう延長戦でいいやって皆が思い出した。だから板倉、冨安、彩艶でペナの中で何回も回したシーンもあったんじゃないですか。“もういいよ、延長戦いきましょうよ”っていう、そういうネガティブ弱気な気持ちがこの負けにつながった森保監督の選手を代えてメッセージというのもなかった。これが負けの原因」と、チーム全体の緩みを敗因として指摘した。 板倉については同じCBとして「イラン戦がいい勉強になれば。痛い勉強ですね。これ残りますよ。大事なところでやられると印象は悪い」と語ったが「正直、今回の試合を考えると、次使いにくいかもしれない。でも使い続けることが大事。今の日本代表の中では最強のCBコンビは冨安と板倉。今日のミスはあったが代え難い」と、今後へ期待を込めた。