なでしこ24日・北朝鮮戦は中立国開催に変更も 2週間前のドタバタも池田監督「それほど動揺ない」
日本サッカー協会(JFA)は8日、千葉市内で会見を開き、北朝鮮とホーム&アウェーで対戦するパリ五輪アジア最終予選に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーを発表。佐々木則夫女子委員長(65)は、第1戦の24日・アウェー戦が平壌から中立国開催に変更となる可能性を示した。
当初は第1戦のアウェー戦が平壌で開催されることが決まっていたものの、アジア・サッカー連盟(AFC)から北朝鮮側へ中立地開催の案を示すように通達された。28日の第2戦・ホーム戦は予定通り国立競技場で行われる。
JFAと北朝鮮との各種調整状況をAFCが調査。2月上旬にAFCから情報共有された佐々木委員長は「到着、出発の定期フライトが飛んでいない。競技運営の観点も不透明な部分が多いため」と理由を明かした。
開催まで約2週間と迫る中で開催地変更の可能性が高まったものの、なでしこジャパンの池田太監督は「想定外のこともある、と話していた。選手の準備という部分でそれほど動揺はない」と話した。