香港政府、メッシに反発 3日前欠場も日本でプレー「説明してほしい」

 サッカーのアルゼンチン代表で、米プロリーグMLSのマイアミに所属するFWリオネル・メッシ(36)が4日の香港での親善試合に脚の不調を理由に欠場したにもかかわらず、7日に東京・国立競技場で行われたJ1神戸とのプレシーズンマッチに出場したことに香港政府が強く反発している。香港での試合のチケットは最高4880香港ドル(約9万3千円)。欠場を巡り購入したファンらが返金を求め、政府も不快感を示すなど騒動となっている。

 文化体育観光局は8日、共同通信の取材に「日本では短くない時間激しい運動をした。香港市民は疑問を抱いており、(マイアミに)説明してほしい」と述べた。香港トップの行政長官の諮問機関である行政会議のメンバー、葉劉淑儀氏はXで「メッシ選手のうそと偽善は不快だ。二度と香港に来ることを許すべきではない」と非難した。

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