元日本代表・大久保嘉人氏が監督業に意欲「勉強していきたい」 富士フイルム・スーパー杯は打ち合いに期待
元日本代表FWの大久保嘉人氏(41)が9日、都内で、自身が大会アンバサダーに就任した「富士フイルム スーパーカップ2024」(17日、国立競技場)の概要発表記者会見に出席。今後のキャリアについて「最終的には監督をやりたいなと思います」と明かした。
J1歴代最多の191得点を誇る希代のストライカーは2021年に現役を引退。その後はセレッソ大阪のアカデミー技術委員などを経て、現在はタレント業などで活躍している。大久保は監督業について「まだライセンスを持っていないですし、選手のまま監督になるっていうのは非常にリスクもありますし、もっともっと監督について勉強していきたいと思っています」と現在地を語った。
今年で31回目となるスーパーカップは、昨季J王者の神戸と天皇杯優勝の川崎が対戦する。現役時代、両チームでプレー経験がある大久保は「アンバサダーに任命された試合で所属した2チームが戦う。非常に興奮しています。ヴィッセルは全員で守って徹底する非常に固いチーム。一方でフロンターレは攻撃的サッカーで得点力が非常に優れている。守備のチームと攻撃のチームでどれだけの打ち合いをするのか楽しみです」と期待。「スーパーカップでその年の行方が決まる、それくらい大事な大会」と話した。