伊東純也が代表離脱後初の公式戦出場 右サイドで存在感 スティル監督「全く何の問題もなく」
「フランス1部リーグ、ロリアン2-0スタッド・ランス」(11日、ロリアン)
スタッド・ランスのMF伊東純也(30)が敵地のロリアン戦にフル出場を果たした。アジア杯の大会中に性加害疑惑が一部で報じられ、日本代表を離脱してから初の公式戦出場。MF中村敬斗は後半途中で退き、0-2で敗れた。モナコのMF南野拓実はアウェーのニース戦で1-1の後半5分に2点目をアシスト。同34分までプレーし、3-2の勝利に貢献した。
伊東がスタッド・ランスに戻って初戦からフル出場した。右サイドで得意のクロスだけでなく、守備でも貢献するなど主力としての存在感を示した。試合後は取材エリアに姿を見せなかったが、先発起用したスティル監督は「みんな彼の帰りを歓迎している。チーム内では全く何の問題もなく、彼はわれわれにとって重要な選手だ」と話した。試合には敗れ、同じくアジア杯から戻った中村は「何としても勝ちたい思いでハードワークしたが、結果がついてこなかった」と悔やんだ。