サッカー女子の元日本代表MF澤穂希さんが15日、オンラインで取材に応じ、「なでしこジャパン」が臨むパリ五輪アジア最終予選の北朝鮮戦について「勝負強さを出してくれると思うので、楽しみ」と期待感を口にした。
2004年アテネ大会のアジア予選では、北朝鮮を破って五輪切符を獲得した。当時、右膝の負傷を抱えながらプレーした澤さんは「五輪に行かないと注目されないという重圧があった。日本の歴史を変えた試合の一つ」と振り返った。
北朝鮮の印象は「国、自分の人生、家族を背負う覚悟がすごく強い」と語る。24日の第1戦の会場が未確定な現状については「今までやってきたことをやるだけ」と思いやった。