激震の韓国代表 エース孫興民と殴り合い?大炎上の李康仁は否定 内紛騒動の状況が次々と明らかに 監督解任も加速
サッカー韓国代表・李康仁(パリ・サンジェルマン)が、アジアカップの期間中に起こった内紛騒動について、エース孫興民(トットナム)と殴り合いをしたとの一部報道を否定したと15日、複数の現地メディアが報じた。
内紛が勃発したのは、0-2で敗れたアジア杯準決勝・ヨルダン戦前日の6日。李康仁ら選手数人が夕食を早めに切り上げ、卓球をしようと席を立ったところ、孫興民が戻るよう指示。食事の席がチームの団結力を高める場と考える孫と、李ら一部選手の間で口論となったという。
ただ、スポーツソウルによると、李康仁の代理人は、2選手が口論の末に殴り合いをしたという報道は否定。「孫興民選手が李康仁選手の首元を掴んだ際、李選手が孫選手の顔面を拳で殴ったという記事内容は事実と異なります」という代理人のコメントを伝えた。また、卓球をしていたのは若手だけでなくベテラン選手も一緒にいたとし、前日までも行われていたという。
この報道後、李のインスタグラムは3万件以上のコメントが殺到するほどの大炎上。ストーリーズで「兄たちの言葉に従うべきだったのに、サッカーファンの方々に良くない姿を見せることになり申し訳なさしかありません。これからは兄たちは助け、より良い選手、より良い人間になれるよう努力します」と謝罪している。
報道後、進退が注目されていた監督問題も加速。韓国サッカー協会は15日、代表チームの戦力強化委員会を開き、ユルゲン・クリンスマン監督の解任を勧告した。